工事は、やり方次第で金額が大きく変わってきます。

例えば、雨樋工事を行うとしても全ての樋を交換するのか、もしくは一部だけ交換するのか、もしくは金具だけ交換するのかなど、様々な方法があります。

雨樋を交換したのに全然変わっていなかった・・
雨樋の金具は昔のままだった・・
金具の間隔があまりにも空いている・・
など多くのトラブルが発生しています。

雨樋工事の場合、金額だけで業者を選ばないほうが良いです。
なぜなら安く見せようと思えば、手を抜けばいくらでも安くできるためです。

工事は物を売る商売ではないので、金額だけでなく、信頼できる業者かどうかに重点を置いて選んでいただければと思います。

 

修理前に知っておきたい雨どいの知識をお教えします

雨樋は何のために設置されているのか。
どのようなことが原因で壊れてしまうのか。
壊れた場合、どのように修理をすれば良いのか。
雨樋の修理を検討しているという方も、そうでない方もぜひ、このページを読んでみてください。

 

雨どいの役割とは?

雨樋が家を守っていると聞くと信じられないかも知れませんが、実は非常に重要な役割を持った設備です。

家は雨にちょっと濡れたぐらいで駄目になるものではありません。
しかし外壁や基礎が雨水を浴び続けると、少しずつではありますが劣化が早まってしまいます。

「築10年しか経っていないけど家にシロアリが発生した」などは、大半がこの雨水が原因です。

雨水の処理がしっかりできていないと、壁や庇(ひさし)・窓サッシなどからの雨漏りの原因になってしまい、家の基礎となる外壁の劣化は建物自体の劣化につながるので結果として家の寿命が短くなってしまうことになります。
雨樋がスムーズに排水をして、大切な部分に水がかからないようにするだけで、家の寿命は延びることになります。

また、直接外壁に雨水がかからなくても、雨樋を使わず雨水をそこら中に撒き散らすと、湿気がこもりやすくなり、結果として家の基礎が傷んでしまうこともあります。

 

雨樋の種類は何があるの?

雨水が住宅内に侵入する事を予防し、住宅の寿命を長くさせられる雨樋ですが、形状・設置方法・素材にも違いがあります。

◆塩化ビニール
一般的な雨樋に使われている塩化ビニールは特性上軽量で扱いやすく、容易に組み立てられるという利点がある上にコストも低く抑えられるとして人気が高く定番になっています。

◆合成樹脂
もうひとつ一般的に使われている合成樹脂製は、外見上は塩化ビニール製と大きな差異が無いものの、樹脂の表面上に紫外線対策が行えるため日当たりなどを考慮し、耐久性が高い雨樋を選択したい時に選ばれています。

◆ガルバリウム鋼板
近年、注目されている金属素材です。
錆びにくく耐久性があり、加工もしやすいので、価格帯は他の金属素材に比べて安い傾向にあります。
屋根材としてはすでに普及が進んでおり、雨樋の材料としても金属素材の中では一番普及しています。

◆銅
銅製の雨樋もあり、一般的なタイプに比較して耐久性に長けているため、強い風も伴う台風はもちろん重量がある雪が降った時にも破損しにくいのが特徴です。
新設時はいわゆる銅色をしていますが、徐々に酸化されて深みのある緑青色へと変色します。
ただ元々、耐久性の高い材質なのですが、近年では酸性雨の影響で15年~20年で、雨樋に小さな穴が開くこともあるようです。価格帯はかなり高額です。

◆その他
他にはアルミやステンレス製の雨樋もあります。
錆びないので耐久性が高いのが特徴ですが、価格が高く、取り扱いも非常に少ない素材です。

 

雨樋が壊れる原因とは?

雨樋は家の中でも非常に目立たない設備の1つですが、壊れてしまうと雨漏りの原因になったり、雨水がはねて近隣の住宅や通行人に迷惑がかかったりするなど、思わぬトラブルを招くことがあります。

雨樋が壊れる原因は大きく分けて2つあります。

1つは、経年劣化です。
一般的な雨樋はプラスチックや板金などを素材としており、ある程度の耐久性があります。
しかし長年、風雨や紫外線にさらされていると、すこしずつ素材が傷んできます。
特にプラスチックは温度変化によって伸びた縮んだりするので、そのうちに亀裂が入ってしまうことがあります。
また、金属製のものも時間が経つと錆び付いてきて穴が開いたりします。

もう1つの原因は、気象条件です。
台風などを原因とする強風、雹、霰などの直撃でも破損することがあります。
また、雪が積もることによって負荷がかかり、重みに耐えきれずに折れたり割れたりするというトラブルも豪雪地帯などではよく見られます。

雨樋は通常、支持金具や吊り金具によって外壁に取り付けられていますが、上記のような原因によってこの金具が壊れたり外れたりすることもあります。

 

お気軽にお問い合わせください。042-505-9737電話受付 9:00-17:00 [ 土日・祝日除く ]

お問い合わせはこちら お気軽にお問い合わせください

 

雨どい修理は、自分で修理できる?

雨樋が破損した場合、自分で修理できるのかどうか。
これはケースバイケースなので一概にできる・できないと言えるものではありません。

小さな穴が空いている程度であれば補修用のテープを貼り付けるだけで済むため、自分で修理をすることができると言えますが、一部だけに見えても全体を交換しなければならないような破損だと自力での修理は難しいものです。

どのような状態でも自分での修理は出来ないことはないとも言えますが、現実的には難しいものが多いのも事実です。

一番の問題は雨樋があるのは屋根の近くになるので、作業自体は簡単でも常に大事故の危険性があるということです。

テープを貼り付けるぐらいの作業であればそこまで神経質になることはありませんが、細かい作業をしなければならないのであれば、ちょっとした不注意で破損が大きくなったり、別の場所で不具合が出たりするなど、施工箇所が広がってしまうこともあります。

DIYが流行っているので、自分の家のことは自分でしたいという考え方もありますが、事故にあってからでは遅いので自分で修理ができるかどうかを考えるよりも、安全を重視して専門の業者に依頼をするようにしたほうが安全です。

 

2階の雨樋修理は足場が必要なのか?

雨樋の修理を考えはじめた時、
「足場を組まなければいけないのか」
「ハシゴをかけて修理することはできないの?」
と思う方は多いのではないでしょうか。

足場代は高額の為、できることなら減らしたいと思うのが普通です。
実際には、部分的に金具が外れていたり、修理箇所が小規模の場合はハシゴを使って修理するケースもあります。

しかし原則として 2階部分は必要になります。
特に雨樋全体の交換や大規模の修理になると足場が必要になります。
足場代を抑えたいお気持ちはわかりますが、職人の安全性を考えると足場を設置する必要があります。

 

部分交換だけで直す雨樋修理は可能か?

雨樋を修理するにあたって、全体交換ではなく部分交換はできないのかと考える方もいるかと思います。
結論から言うと部分交換だけで修理することは可能です。

では、部分交換で修理が可能な症状はどんなものかをご紹介します。

まずは一部が破損・欠落している場合です。
雨樋の一部が破損していたり欠落している場合はその部分を交換することで修理が可能です。

一部が傾いている場合も交換での修理が可能です。
雪が多く降る地域でよくみられる症状ですが、
一度外側へ傾いてしまった雨樋は元に戻しても風や雪でまたすぐ傾いてしまいます。
傾いている部分が一部なのであればそこだけ交換することで対応します。

雨樋を支えている金具が曲がってしまったり破損してしまった場合も交換で修理が可能です。
大雨や雪の影響で金具が曲がったり、錆びることで破損してしまうことがあります。
そんなときは金具を外して新しいものに取り替えてしまいましょう。

 

雨樋の修理を依頼するべき業者とその理由

家の修理はどこに頼みますか?
いざ修理が必要になっても、どこに頼めば良いかわからないという方も多くいらっしゃると思います。

ぜひ下のリンクからご覧ください。

良い業者と相場価格を見つける方法

 

お気軽にお問い合わせください。042-505-9737電話受付 9:00-17:00 [ 土日・祝日除く ]

お問い合わせはこちら お気軽にお問い合わせください

お気軽にお問い合わせください。042-505-9737電話受付 9:00-17:00 [ 土日・祝日除く ]

お問い合わせはこちら お気軽にお問い合わせください