国立市にて雨樋掃除を行いました

近隣に大きな木や公園・畑などがある場合は、屋根に落ちた枯葉や土が雨樋に溜まり、雨樋が詰まりやすくなります。
こちらのお家は、雨樋ネットが取り付けられていますが、細かい葉や土はネットを通り抜けてしまい、ネットがあるため雨水で流れず溜まりやすくなってしまいます。

溜まった土に草などが生えてしまい、雨樋が詰まっていました。
手作業で草を取り除き、土や泥は水で出来る限り流しました。
今回は費用を抑えるため、雨樋ネットを取り外さずにそのまま掃除したので、詰まりのひどい集水器周辺のみの掃除となりました。

雨樋に枯葉が溜まることを防ぐ雨樋ネットですが、メリットばかりではなく、実はデメリットもあります。
隙間から枯葉は溜まりますし、網目より小さいもの(土や花柄など)は防げないので、雨樋掃除は必要(頻度を減らすことができる)です。
しかも雨樋ネットがあると雨水で枯葉や土が流れないので、土などが溜まりやすくなることもあります。
さらに雨樋掃除の際にネットの取り外しが必要な場合は、その分費用(取り外しと再設置)がかかります。
設置コストも高いので、実は雨樋ネットを取り付けた方が良いお家は限られます。

雨樋ネットを取り付けた方が良いお家は、①近くに大きな木や公園などがあり、毎年~3年に1度は雨樋掃除が必要なお家、②掃除のための梯子が掛けられないお家(隣家がとても近く庭が狭い、3階建て以上など)です。

国立市をはじめとして多摩地区はもちろん、意外と23区でも雨樋の詰まりは多く発生しています。